カジュアルに体験できる非日常のコンテンツを増やす
私たちは日常的に、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSからの情報を参考に実際に訪問し、そのリアルな体験をさらにSNSに投稿して情報のリアリティを高めています。



そして、そのコンテンツの量と質がクチコミ・マーケティングの価値であることを経験しています。
海外生活では頻繁に、『新鮮なワクワクする』コンテンツに出会います。それは、慣れ親しんだ日本の文脈(コンテキスト)とは違う『異文化的なもの』を発見しやすいからであり、その体験そのものがその場所でしか味わえない『差別化された価値』をもっています。
グローバルな視点で考えるアクティビティ
一方、外国人が日本に旅行に来る際にも同様な感覚を体験します。普段日本人が慣れ親しんでいる物事に『新鮮なワクワクする感覚』を味わうことがあるようです。
人、自然、建築、インテリア、食、文化、宗教などの各体験(アクティビティ)は、ビジネスマーケティング上の差別化戦略の分かりやすい事例であり、グローバル視点での新しいライフスタイルの可能性を示唆しています。
いかに非日常のコンテンツを日常化し、『ワクワクさせる』生活やサービスを提供し、消費生活者の質を向上させていくのか?
これからの体験型コンテンツは、グローバルな視点で都市間競争戦略を構築していく必要があります。