メタバース時代の新規事業構想

「メタバース映え」するコンテンツ

フィジカルとデジタルのコンテンツが共存する人間社会で、これからのメタバース時代の空間コンテンツはどのように変化していくのか?

※メタバース (英: Metaverse) とは、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、3次元の仮想空間やそのサービス

「インスタ映え」する写真などのコンテンツが拡散、シェア、追体験を促す情報ソースであるように、これからは「メタバース映え」する情報ソースがリアル空間への追体験を生み出していくと想定しています。

例えば、「レストランの食事の風味」、「風や空気の流れ」など3次元のデジタルデータ上では体験できなかった「触覚・味覚・嗅覚」に関係するリアル空間の情報ソースが、今後の感覚装置の発達により、メタバース上の場所に臨場感を与え、あるいは逆に、メタバース発の新しい情報ソースがリアル空間に導入されるなどの状況が生まれるでしょう。

1990年代のインターネット空間がリアル空間とバーチャル空間に分離していたように、現在は異次元空間のようなリアル空間とメタバースが次第に融合し、そこから臨場感あるコンテンツとして新しい空間・商品・プロダクト・ブランドが生まれてくる。そのようなビジョンをもって新規事業を構想するフェーズになりました。

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