結論のみを列挙すると概ね以下の5つとなります。
1. 土地選定段階:計画地に関係する物理的、社会的制約と課題の把握。

2. 設計段階: 設計条件を明確化し仕様規定、図面化を行い、スケジュールやコスト試算も含めて、臨機応変に事業計画へフィードバックする。

3. 入札段階:設計内容に応じたリスク回避の発注方式、条件のストラテジーを契約図書に盛り込む。

4. 施工中段階:許認可関連の行政手続き対応、建設会社からのクレーム対応に特化した組織づくり。

5. 施工中~施工後段階:施工中の契約内容確認のための品質管理対応、竣工後の運営段階の建設会社への手直しクレームも考慮に入れた記録、文書づくりに特化した組織づくり。

最後に共通のポイント!
それぞれ各段階のポイントには、例えばアセアン諸国でもインドネシアとマレーシアが一見似ているようで全くストラテジーが変わってくるように、
それぞれプロジェクト毎の特殊条件を前提に具体的なノウハウというプロジェクト経験が必要になります。
