建築プロジェクトを成功に導くために、一番重要なポイントは何か?
結論から言えば、『事業主体(組織)に対しての理解』と言えます。
人間に個性があるように、法人にも個性があります。その特徴を状況に応じて的確に捉え、各段階でのターゲット設定と実行ストラテジーをプロジェクト推進に落とし込むこと。それが最良の結果を導くポイントです。
私たちのプロジェクト担当者は、日本をはじめ、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムなどのアセアン諸国、南東ヨーロッパでのプロジェクトに参加してきました。各プロジェクトでは、事業主体はそれぞれ異なり、複数の事業主体がジョイントし、プロジェクトの進め方、進み方も様々で個性がありました。プロジェクトのディレクションに決まった方法論はありませんが、プロジェクト個々の状況に応じてクリエイティブに思考し、関係者相互で理解し合えるプロジェクトチームを作り出すことがプロジェクトディレクションの方法ともいえます。
全てのプロジェクトに共通する一番大切な指針としては、各事業主体向けのターゲット設定と実行ストラテジーにあり、それは『事業主体(組織)に対しての理解』を踏まえて構想されます。
この点の見極めが甘いプロジェクトでは、事業者側の主導的なディレクションが難しくなります。
私たちは事業者組織の特徴に合わせた『建築ディレクション』に重点を置き、ターゲット実現へ向けたプロジェクト推進を的確に実行しています。


