これから海外へ進出する日系企業、既に現地で操業している現地法人においても、事業推進のために共通しているのは、
事業や経営のコンセプトを理解できる現地スタッフを核とするチーム形成です。

最近では、海外展開支援機関の『現地パートナー』とのマッチングサービスもありますが、大切なのはマッチングそのものではなく、現地での事業構想内容とそれを可能にするチーム形成です。マッチングをしてからのチーム形成をどのように進めるのか、その仕組みが問われます。
はじめから、自らの思い通りの相手を探し出すのではなく、ヒューマンリソースの成長可能性を引き出すシステムとアクションが必要です。
投資企業の中には、即戦力獲得のための企業買収や競争企業の人材ハンティングを行い、時間を節約するケースも見られます。しかし、そのような手法ですと短期事業投資で利益を上げることが出来たとしても、現地の経済社会システムの一部となるような長期事業投資には不向きです。インドネシアだけに限らず新興国でありがちな優秀なスタッフは、ジョブホッピング・リスクを繰り返し、その会社を去っていくからです。
このような背景もあり、JPIDではインドネシアの数多くの建築プロジェクトで構築してきた人的ネットワーク、
特に日本での留学、就労経験のある知日派専門人材や企業(起業)家ネットワークを常時活用しながら、
日系企業、あるいは、日系企業相手にビジネス展開を行う現地企業のプロジェクトディレクションを行い、ローカルパートナー業務の提供をしています。
インドネシア進出のファーストステップにご活用いただければと思います。